ダイエットも妊活になる?妊活の為のダイエットがあるらしい
太っていると妊娠しにくいという事実
「肥満は妊孕性の低下につながる」と言う事実をご存知でしょうか。
私は全く知りませんでした。
すべての太っている方がみんな不妊になるわけではないのですが、肥満がもたらす病気の中には不妊も含まれています。
なぜ、肥満が不妊に繋がるかというと、
(1)肥満によって内臓脂肪が増えると、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというたんぱく質が減少します。このアディポネクチンが減少すると、卵巣の皮が厚くなり卵子が上手く育たなくなります。また、増えた脂肪により血液がドロドロになり子宮への血液循環が悪くなり、子宮で赤ちゃんが育ちにくくなったりもします。
(2)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になりやすくなります。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、排卵がうまく行われずに、卵巣の中にたくさんの卵胞がたまっていく状態です。もし、なった場合には排卵障害が起こる可能性があり、その他、高血圧や糖尿病、メタボ(肥満)などと合併しやすいと言われています。
などの理由があるようです。
妊娠時・出産時にもリスクがある
・流産 ・妊娠糖尿病 ・妊娠高血圧症候群 ・神経根閉鎖障害 ・早産 ・難産 ・胎児の先天異常 …などのリスクが肥満でない人に比べ高くなるそう。
先述の通り、肥満の方全てが不妊であったり、妊娠時や出産時に弊害が起こるわけではありません。でも、妊娠するしないに関係なくあまりに太りすぎていると自身の健康にも問題が出てくるので適性体重を保つ方がよいと思われます。
ダイエットがおすすめな人とそうでない人
妊活中は痩せすぎは厳禁です。
痩せすぎてしまうと、月経不順や排卵障害が起こったりしてしまうので、太りすぎず、痩せすぎず、ちょうどいい体重を保つことが重要。このちょうどいい体重を測る数値に「BMI値」というものがあります。
このBMI値を測るには「BMI=体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))」で求めることが出来ます。
BMIが25を超えると肥満に分類され、妊娠率が低下するためダイエットがおすすめになり、逆に18.5以下で太っていないのに過度なダイエットをすると不妊になる場合もあるので注意が必要です。
☟BMI値は以下のサイトでも簡単に計算できます
calculator.jp
私の場合…
【 体重46㎏ 身長152cm ⇨ BMI:20.3 】
標準値です。
別段ダイエットしなくてもいい数値。でも、
私の場合、妊娠しやすいようにダイエットするというより、加齢とだらしない生活のせいでぶよぶよと太ってしまったので普通にダイエットをしないといけない状況です。
旦那さんに見せられないぐらいお腹がポヨポヨです。
こんなお腹じゃ旦那さんに「赤ちゃん作ろう」どころか、「離婚しよう(`・∀・´)و✧!」なんて思われかねないのでダイエットです。
まぁ、個人的には適性体重といっても一律に決められるものではなく、各人マチマチだと思ってます。身長や年齢から割り出す適性体重より重かったり、少なかったりしても自分が動きやすい体重ってありますよね。多分、”重さ”だけでなく”脂肪のつき方”も関係するところかと思いますが、それによって毎日の気分良くなったり悪くなったり、変わってくるので是非是非過ごしやす体重(体型)維持を目指したいところです。
妊活中のダイエットの注意点
妊活中のダイエットは、妊活にとってマイナスにならないよう普段のダイエットよりも注意が必要です。
急激に体重を減らしてしまうと、ホルモンバランスが崩れる原因になり、月経不順や無排卵になってしまう可能性があります。それでは本末転倒です。
妊活中のダイエットは、必要な栄養はしっかりと取りつつ、無理なく健康的に少しずつ痩せることが重要です。
体重を落とすことばかりに気をとられず、食生活を見直し、適度な運動を取り入れ、規則正しい生活を行うようにし、体質改善を行っていきましょう。